家族計画
うちのじーさん、ちょっと認知症が入ってきてて…。というのも、仕事一筋&他はまかせっきりな人だったので、仕事を定年で辞めてからなんとも居づらいことになってまして。それからもう何年なったのか…。趣味らしい趣味を見つけることもできず、庭いじりをすればジャージに土を付けて家の中に入ってしまい、端が持ちにくいということでスプーンにするもなかなか他の家族ともめてみたり。
基本的にじーさんって私と似てるのよね〜。者の食べる手順だとか、おやつの食べる具合(何かしてないと食べてしまう・何か無いか探して見つける…とか)、血液型が一緒だからとかそういうのじゃないとは思うんだけど、物事への取り組み方とか…没頭すると時間の感覚が狂うとか、目の前にできた事をやってしまわないと次にかかれないとか。
そういうの見てると、ああ、自分も年取って、自制を失ってきたらじーさんみたいになっちゃって、家族がいたら嫌われるのかなあと思ってしまう。
だからといってじーさんにばっかり肩入れしてるとどーしてもバランスがおかしくなってくるし、家族の間に、認知症とはまた別のフラストレーションがぐちゃぐちゃ渦巻いてるのが見えて…、それに対して個別に当たるには荷が重すぎるし、家族内で癒し手を背負うつもりもない。家族役割を全うできてりゃそれもできるのかもだけど…私は私で自分の問題が山積みでぼろぼろになること多いし。
いま大学で外に出てる妹が帰ってくれば…とも思うけど、妹も妹なので状況を読み切らずにずばずばいっちゃいそうだし。
施設とかはまだずっと早い状態だし、ああもう…やっぱりぐちゃぐちゃあ。
そもそもこの地域に渦巻いてる高齢化への器具というか、老化への緩慢な怖れというか痛みというか、そういうのが…。
こうやって書き連ねて…現実的対決を回避している面もなくはないけど…私一人でぎりぎり動くのも辛いし…少しずつ消化していかなきゃいけないんだおるけども。跳ね返すだけの力が欲しいなあ…。
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