少しのきっかけで
なんだかまた小学生が事件に巻き込まれてしまったそうです。…小さい子どもだと、いろいろなものを投影されてしまうからでしょうか…。うう…。
しかし、ここしばらくの事件はメディアの影響がちらついてなりませんねぇ。事件が起こり、それを知ったことで今まで押さえられていたモノが、実際に起こるという力を得て表に出てきてしまったというか。そんな感じがします。…当事者を前にしているわけではないので、あくまで妄想にすぎませんが…。
人間なんて、ほんのささいなきっかけで人を愛し、人を殺してしまうものです。きっかけ自体は本当にささいなものなのです。なのでそのきっかけをどうにかしようとするのはあまり、努力に対しての効果が得られるものではないと私は考えています。
しかしながら、そういったきっかけで動き出すものの本体、その人のスゴしてきた時間というものはささいなものではありません。そこを見ずに事態をどうにかしようというのは、かなり無理があるのだと思います。
行動療法などで表面だけを見るというのもあるようですが、それもやはり、関わるということ自体の意味が作用をしているのではないかと私は考えます。そこにクライアントの表現の場が生まれ、なにかしらのプロセスが動いた…と考えたくなってしまうのは屁理屈すぎるでしょうか…。
ともかく、今後もしばらくはこういった事件が続いてしまう可能性があります。今更個人に対して関われというのは難しいので、現在できることは子どもを一人にしないことなのでしょう…。でも一段落付いたら根本的なところに目を向けないといけないと思います。
さて、私に何ができるかといえば…、こんな世界の隅っこでですが、必死で言葉を尽くしていくことから始めたいと思います。そうしたらじきに次が見えてくるのだと信じています。
●筆
少し動き始めました。連日の寒さによる体調不良も少しずつ改善しているせいでしょうか…。いや、ちょっとした言葉を見つけたからかもしれません。「やりたいって思ったのは自分でしょう?」…言ってくれるねぇ〜。
とりあえず、もくじだけ作ってHONなびさんの更新にのっけてもらおうかなぁ…。
この記事のトラックバックURL
http://www.y-tanuki.sakura.ne.jp/cgi/blog/tb.cgi/40
|