彷徨うたぬきの日記

●夢の内容
　父親とどこか会場のようなところにいる。しばらくすると義理の伯父（？）と出会う。伯父はのほほんとした様子で遅れた事を言い、父親は嫌味から入る挨拶が交わされる。私はその間に入って違う話題に逸らそうとする。その後二人はどこかの企業のブースに並んで入り、就職面接を受けていた。私はそこから離れた椅子に適当に座り、携帯端末のようなものを弄る。
　そのうち場面が変わり、いつのまにか学校になっていた。がやがやらしている中で整列の形を変え、いろいろと情報を交換しながら並び直した。気付けば私は五十音順で一番最初に来ているらしかった。
　私はそこで得た情報から、タイムマシンを使って過去の世界に行った。マンガの主人公みたいなのとその相棒？が他にいる。主人公はお手製の無線機で姿も形も見えないのにロボットを操作するような信号を発信して警備を解除した。相棒が玄関から入ろうとするもカギがかかっている。主人公はガチャガチャと鍵穴をいじってカギを開けた。
　中にはいると子どもがまず一人、寝ぼけているか寝ているかした。博士の部屋に行って老人を揺り起こす。私は外の状況がすぐに分かるように、迷った末にふすまをあけはなったままにした。博士が起きると奥の部屋からもう一人子どもが寝ぼけて起きてきて、博士の部屋で盛大におならをしてからトイレに向かった。お腹の病気かも知れないから検査したほうがいいと私は言う。
　博士に未来から来たこと、未曾有の危機が未来で起こっていることを伝えた。なんでも何かに変わった原理を解明している人らしい。しかし未来では既に死亡しているらしく、詳細を聞くにはタイムマシンしかなかったらしかった。そういえば病床といった感じがある。
　タイムマシンに乗るときか最後か、そこで一つのビジョンを見た。その博士が死にそうな中で、「最後にお前を発掘出来て良かった」と言っていた。

●解釈
　最初のはまあ、父親の皮肉屋なところへの嫌悪ありつつ、それとの距離の置き方が…というのが一つあるかと。父親も失職してからより一層、ストレスというかフラストレーションのコントロールの仕方が下手になったというか。自覚がないから難しい。
　もう一つの見方としては、のほほんとした伯父も含めた二人が私の中での問題というか姿勢の形というか…。私の中でシビアな部分とのほほんとした部分がうまく関係を保てていないので間に入らなきゃいけない、みたいな。それが面接の時には混在したまま、一つになりきらずに向き合う形になってるのかな。まあ、いろいろと迷いはあるけれども。
　学校での整列…なんかイベントの終わりの、リラックスしたムードだったような。良く分からない。
　タイムマシン…で過去に失われた知識を求めに行く。なんだろう？古い経験とか？…のわりには、タイムマシンにせよ、警備のロボット？にせよ未来的な感じを伴う。うーん。
　カギが掛かっていた入り口も、知能派の主人公によって簡単に開けられてしまった。知識で向かえばカギが開くといったところだろうか。相棒のほうは幼い漢字の、しかし純粋な衝動みたいな感覚？
　中にはいると…やっぱり一人目の子どもはいなかったかな？記憶が曖昧。二人目のおならの子どもは見せるようにおならを連発していたけど…あんまり嫌な感じはしなかった。なんていうか子どもくささというか…。私のお腹が単純んい悪いという可能性もある。ガス抜きしろ…とかかも？
　病床の博士は未来から来たと聞いてまっとうな反応。科学者っぽいのでしずかな驚きといったところだったろうか。
　過去の知識が未来の未曾有の危機を解決する…ということは、私が今後直面する難題のヒントは過去の経験とか昔の人の言葉の中にあるとか、そういったところだろうか。少し不安。
　んでビジョン。博士の死直前の様子というか…何を掘り当てたんだろうか。主人公の相棒と同じような、子どものようなものだった気もする。子どもは可能性だから、過去の何かが死力を尽くして掘り当てたものが、未来のどっかで現れる、みたいなかんじ？うーん、心しておかないといけないような気もする。